Let me see your writing. の声に、
「やるの忘れてた」とションボリ顔のAちゃん。
「どうやったら出来る?」の問いに、
「んー、学校の宿題とか忙しいから出来ない」
「writingするのに、一日どのくらいかかる?」の問いに、
「5分ぐらい?」
「5分、いつやったら出来る?」の問いに、
「毎日、予定ちがうし、習い事から帰ってくる時間もちがうから分からん」
と、出来ない理由ばかりが返ってきます。
「何時とかじゃなくて、”晩御飯の前”とか、”ピアノから帰ったら”とかって決めたら」と言うと、急にスイッチが入ったようで
「あっ、じゃあ紙に書いとく!」と
げつ: ピアノからかえったらする
か: じかんがある日やから、いつでも
すい: しゅうじのあと、ばんごはんのまえにする
もく: じかんある日やから、いつでも
・・・
と1週間の予定を、思い出しながら書き始めました。水曜日を書き始めたころから、顔がニコニコしてきて、不思議なくらい楽しそうなんです。
書き終わると、
「帰ったら、これ貼っとくわ!」と、スッキリした表情で言っていました。
レッスン中は、しようと思っていても家に帰ったら忘れてしまうし、いつだったら出来るか本当に分からなかったんですね。具体的にイメージ出来て、紙を貼っておくという方法を考えられたことで、スッキリしたようです。
<次の週>
「やってきたで!」と、自信に満ちた顔のAちゃんでした。
また、忘れる週があるかもしれない。でも、またどうやったら出来るか考えて、練習を続けていけばいいよね。We know you can do it, A-chan.
大人も子供もみんな、「ただいま、練習中」「ただいま、成長中」です。