宇宙飛行士の油井さんが
「厳しい訓練を乗り越えてこられたのは、ある”才能”があったからです。
・・・<中略>・・・
その”才能”とは宇宙が好きということです。
好きというのは、才能のひとつだと思います。」
とおっしゃっていました。
まさに、そうだなと思う子ども達がいます。
Aくんは宇宙や自然が好きです。多読クラスでも、その分野の本を読む時は、俄然やる気と集中力を発揮します。普段は辞書を引きたがらないのに、昨日の"American birds"という本では、引かなくていいよと言っても止まることがありません。
Bくんは遊び(外遊びもゲームも)が大好きです。遊ぶ時間を増やすために、驚くべき集中力で、学校の宿題を終わらせます。夏休みの宿題ドリルは、一日目に終わったそうです。まとめてやっても身に付かないから意味ないという議論はあるにせよ、誰でもが出来るわけではない才能です。
”好き”が見つからない人のほうが多い中、どんな小さなことでも”好き”があるのは幸せですよね。
得意であれば、好きになっていきます。今は好きなことがなくても、英語が得意になって、そこから新しい世界が拡がり、”好き”と思えることが見つかったら嬉しいです。今日も「やってみよう」→「できた」→「楽しい」のサイクルを経験する子ども達に会うのが楽しみです。