先日、Aくんのお母さんに会って立ち話をしていると
「こないだは、すごい褒められたって帰ってました」
と教えてもらいました。
高学年男子は、だんだん無口になってきて、普段は英語のレッスンの様子も学校の様子も、家では話さないようです。でも、嬉しいことがあると、つい話したくなりますよね。
最近のAくんは、とりあえず早く終わらせたいって気持ちが強くて英語には身が入っていない様子が気になっていました。家でするMapも、4つか5つ思いついた言葉を日本語で書いているだけ。
変化が見えたのは、曜日が全部正しく書けていたので「さすがAくん、書けるようになって!」と言った後からでした。次の週のMapは枝が増えていて、全ての言葉を辞書で調べていました。言葉がたくさん書いてあるから、ひとりずつ説明していく時の発表もスムーズです。
「今日の一番良かったMapは、Aくんのだね。
みんな、見せてもらっとき。」
とAくんのMapをお手本に、クラスでまわしました。
表情にも変化が見えたAくん。
この調子で、前みたいにヤル気スイッチも入ってくれると嬉しいな。
「出来たっ!」のタイミングを見逃さずに本人にも伝えるって、本当に大切なことなんだなと改めて感じました。