発表会のチーム名を決めるのが難航したグループもありました。
多数決&ジャンケンで、高学年男子の提案した名前に決まったと思ったら、低学年のAちゃんが、その名前だけは嫌だと泣き出してしまいました。
「Aちゃんは小さくて可愛そうだから、別の名前にしてあげて」とか、「ジャンケンで決まったから、その名前でいくよ」と大人が決めてしまう方法が、時間もかからずに簡単だったかもしれません。でも、あえて話し合いをしてもらうことにしました。
話し合ったからといって、高学年は「もう決まったことだから」、Aちゃんは「ふざけすぎてるからイヤ」とスムーズに議論できるわけではありません。でも、Aちゃんが勇気持って自分の気持ちを伝えようとしたことは、みんなに伝わったはず。
なんで、みんな英語を勉強しているか?
「伝えたいことが伝わるように、聞いたことが理解できるように」ですよね?
目先のテストに気を取られていると忘れそうになるけれど、日本語でも英語でも言葉って伝えるためにあるんだってことを、改めてAちゃんが気づかせてくれました。