自転車でお迎えにきたAくんのお母さんが
「先生、宿題やってないから辞めたいっていうんです」
自転車の後ろに座っていたAくんに(お母さんとの二人乗りがまだまだ可愛い小学校低学年)
「Aくん、辞めるの?」
と笑顔で聞くと、Aくんは、大きく首を振りながら
「イヤイヤ、やめたくない!!!」
普通だったら、辞めたいなんて言われたら、心の中はドキドキ真っ青なんですが、Aくんに笑顔で聞けた理由は、Aくんのレッスン中の様子にありました。最初はテンション低いかなと思う日でも、知っている英語が出てくると、口が動きだし、どんどん前向き姿勢になって、何か新しいことを吸収しようという意欲で顔つきが変わってくるからです。そして、レッスンの様子も、お母さんと共有済み。お母さんの協力もあっておうちでも、CDを聞いているのが分かります。
英語に限らず、習い事を続けるかどうかって難しい問題ですよね。子どもが、常に120%ヤル気で親が何も言わなくても家での練習を欠かさないというのなら別でしょうが、子どもだって、体調が悪い時も気分が乗らない時も興味が持てない課題もマンネリになる時もあります。
そんな時は、どうしたらいいの???
先生に相談してみてください。
どんな小さなことでも大丈夫。
相談とまでいかなくても、家でこんなことがあったんですとか、レッスン中はどうですかとか、ちょっとした会話で大丈夫。
家と外での様子が違ったり、親とは違った視点があったり、ほんの小さなことがヒントになって子どもの様子が変わっていくことがあります。
achieve(達成する)の反対は、give up(あきらめる)
今日も、ひとりひとりの子にとって充実したレッスンになるよう、私たちも楽しみます!