ハリーポッター

「中学準備講座」以外に、今週末開催した普段と違ったレッスンが

 

「計画力UP講座」

 

3回コースの2回目です。

 

学校以外の勉強も頑張るまじめで素直なAくん。

勉強はするんだけどやらされ感があってとおっしゃるお母さん。

 

 

1週間、計画ノートに取り組んでみてのAくんの感想は、「計画どおりにするのって難しいな」。でも、計画力UP講座は計画通りにすることが目的ではなく、自分の行動を振り返り自分がどうしたいのか、"私が""僕が"を主語にして考えることです。

 

具体的に、計画通りにいかなかったのは?

「金曜日は、テレビでハリーポッターを3時間見て、宿題はその合間にやった」

 

9時半には寝てほしいお母さん

「早く寝なさいって、言わないでほしい。お父さんは遅くまで起きてる」とAくん

(うんうん。どこかで聞いたセリフ。大人は好き勝手にしているようでズルいよね('◇')ゞ)

 

ビデオを撮って、他の日に見たら、コマーシャル分、短くできるんじゃない?

「んー、その時間に見たい」

 

最初は金曜に3時間テレビを見ること以外、考えられなかったAくん。その後、Aくんは計画ノートを見ながら、葛藤しました。

 

 

「土曜日は、バーバの家やったっけ?

塾の宿題は重たいからできないな。

バーバには怒られないからゲームできる。

やっぱり、土曜日のこの時間で、塾の宿題やってしまいたいな。」

 

とブツブツ言いながら、ノートに予定を書きはじめ、次に妹に

 

「土曜のこの時間に、ハリーポッター見たいけど、それでいい?」と聞いています。

 

 

妹の予定や気持ちまで、ちゃんと確認するなんてビックリ。

 

寝る時間も、

「土曜に学校がある時は、9時半に寝るけど、ない時は10時でもいい?」

とお母さんに相談(交渉?)しています。

 

 

もしかしたら、金曜の夜はいつものように遅くまでテレビを見てしまうかもしれない。

計画どおりにはいかないかもしれない。

 

でも、いいんです。

 

自分の時間をどう使おうかな、まわりの人の気持ちはどうかな、と葛藤し悩んでいる姿は、さっきまでのAくんとは別人でした。

 

 

「ねえ、Aくん、今、自分がすごいことしてるって分かる?」と言うと

「ううん。わからん」とAくん(^-^;

「きっと、カッコイイ大人になると思うよ!」