近所の小学校から、ソーラン節を練習する元気な声が聞こえてきます。先生方も、当日天気が心配で仕方ないでしょうね。
先週のfuyu-Kidsは、祝日の関係もあり、通常レッスンはお休みで多読イベントを開催。
うち1日は台風の影響で、申込みの半数の参加でしたが、普段から多読レッスンに来ている子も、久々に多読をする子も、初めての子も思い思いに本を楽しんでいました。
その中でも意欲的な低学年のAちゃん。
「台風がきても、多読にいきたい!と。
家では本を読まないのに、かなり前向きです。
このまま読書好きになってほしいです。」
とのお母さん談。
ほんと、本好きな子とそうでない子、何が違うんでしょう。どうしたら、本好きに出来るだろうというのは、いつも悩みです。本のある環境とか親の本を読む姿が本好きを育てると言われますが、それだけではダメみたいです・・・。(個人的な経験値)
Aちゃんが日本語の本を読まないのに、英語はなぜ読みたがるのか???
それは、嬉しいからなんです。ちょっとしたチャレンジの達成感があるからなんです。
英語の本読めてスゴイって言ってもらえるし、幼児期から蓄積してきた英語を使って”読めるっ!”っていうのが嬉しいんです。更に、多読に来れば100冊以上も読んでいて憧れの存在になる高学年のお姉ちゃんがいます。
日本語の本も家で読んだらいいとAちゃんに勧めると
「うん。読むわ!毎日15ページ読む」って
張り切っていました。一気に読書好きにならなくても、英語の多読が刺激になると嬉しいな。
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ある本には、「本好きの子どもに育てる」と題して、こんなことが書いてありました。納得。
・読みたいという欲求は自然に芽生えるものではなく、大人たちによって植えつけられるものである
・大人が読書の重要性を十分に認識する
→ 読まない原因をさぐり、問題解決をはかる
→ 親子読書を続けること
→ 読書環境を身近に整えること
・小刻みに子どもの時間をせきたてないで、落ち着いて読書に熱中できる自由な時間を保証してあげることも必須であろう。
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